【薬剤師の転職】50代未経験で転職するための3つの戦略

薬剤師 転職

早期退職悩み中 アンドウさん「50代で未経験なんだけど、薬局に就職できるのかな〜やっぱり無理かな〜どうやれば薬局に転職できる??」

この記事では、そんなお悩みにお答えします。

薬局での採用活動をしてきた経験から、
このような方法をとってきた方なら採用アリだなと個人的には思っています。

本記事の内容

  • 戦略1:【余計なプライド不要】とにかく現場に入る
  • 戦略2:あなたならではの価値提供をする
  • 戦略3:自分で薬局を開設する
  • 先走り注意!資格があればOKな時代はもう終わってます。

薬剤師に50代で転職する戦略

それでは早速、戦略をみていきましょう。どれも厳しい内容かもしれませんが、今の現場感からいうとこんな感じです。

戦略1:【余計なプライド不要】とにかく現場に入ることが重要

50代で薬局の薬剤師として働く人は多くいます。ただそれは今までずっと薬剤師としてやってきたから、です。

50代未経験で転職する際、最大の欠点は未経験であることです。
ここをどう乗り越えるのかが最大のポイントになります。

乗り越えるには、とにかく現場に行くしかありません。
現場で実務をやらせてもらう以外ありません。

なので最初は修行だと思って、パートとして入ることをお勧めします。
時給を1,000円とかできるだけ安くして、雇う側の負担を可能な限り軽くしましょう。
今時、未経験の薬剤師に2,000円を超える時給を払うところはありません。
すみませんがそれが現実です。
「未経験」を「経験あり」に変える努力が必須です。
「時給1,000円じゃ、やってらんないよ〜」という人は、論外です。
現場はそんなに甘くありません。早期退職せず、そのまま今の仕事を続けたほうが良いです。

また、狙うのは、昔からやっている個人薬局がいいでしょう。
開設者や管理薬剤師が同じ年代くらいの人で、従業員も同じ年代が集まっているようなところだと入りやすいと思います。

それでも現場で薬剤師として働きたいんだ!って人は、
まずは余計なプライドは捨てて、現場に入れてもらいましょう。
そこで、薬や病態、保険の知識をつけて、接客を学べば、そのままそこで成り上がることも可能ですし、
その実績を持って、また転職をすればいいです。
急がば回れ、です。

戦略1のまとめ

ここでのポイントは、「未経験」を「経験あり」に変えることでした。
未経験者を雇うのは現場にとって結構な負担になります。
なので、とにかく時給を下げるなどして修行させてもらいましょう。
余計なプライドは捨て、お金も後回しにして、とにかく経験値を積み上げましょう。

戦略2:あなたならではの価値提供できる場を選ぶ

未経験が最大のハードルであり、そこを乗り越えないといけないという話は上述した通りです。

ただ、前職の経験によっては違う方法もありだと思います。
勝てるところで勝つ。
それがこの戦略2です。

前職が製薬企業のMR(医薬品情報担当者)の場合

きっと早期退職して薬局に行こうとしている人の多くは元MRなんじゃないかと思います。
この場合は、自分の担当領域の門前薬局に行くのがオススメです。
できれば、ずっと懇意にしていた開業医の門前だとなお良し◉

薬剤師として必須のなのは何より薬の知識。
担当領域ならその分野には詳しいでしょうから、門前薬局なら存分にはっきする機会が多いです。
また、担当開業医の門前薬局なら、医師ともコミュニーケーションを取ることができ、
薬局との橋渡しとして一役買えると思います。

前職が全く違う業界、職種の場合

あまりいないと思いますが、医療業界じゃなかった人の戦略です。
とは言え、やはり、勝てる所で勝つのが基本戦略になります。

例えば人事で働いていた人なら、薬局数5店舗ぐらいの会社で人事として活躍することはできると思います。
もっと小さい規模の薬局だと、明確に人事担当が分けられていない場合が多いです。
その場合は、「人事担当としても貢献できます」とアピールすれば良い印象を与えられるでしょう。

また、新規事業を立ち上げた経験をお持ちなら、起業して間もない若手経営者を狙うのも一つでしょう。
社長の片腕となって、新規事業を立ち上げてくれるなら、社長も歓迎してくれるはずです。
20〜30代の若手経営者は案外多いですよ。(最近増えたのかな?)

戦略2のまとめ

戦略2の基本方針は「勝てる所で勝つ」でした。
せっかく長年積み重ねてきた経験をゼロにするのは得策とは思えません。
転職をする上で大切なのは、前職での経験、スキルを使って貢献しますよってアピールすることです。
ぜひ、今までの仕事の棚卸をして、貢献できるポイントを見つけましょう。

あなたならではの価値提供は、志望動機にも繋がってくることです。こちらも参考にどうぞ
【薬剤師の転職】志望動機は5つの質問に答えればOK(個人薬局の採用担当がお答えします)

戦略3:自分で薬局を開設する

題の通り、戦略3は起業です。
未経験で働く場がないなら、作ってしまえ、というわけです。
50代であればお金もそれなりにあるでしょうし、退職金を使って薬局を作ることもできるでしょう。

もちろん、お金があれば開業できるという訳でもありません。
しかし、人生100年時代を考えれば、50代もまだ折り返し地点。
一度チャレンジしてもいいんじゃないかと個人的には思います。

場所を見つけて、保健所や厚生局に許可とって、卸業者さんと契約して、
人を集めて、、、、とやることは山積みになり、
体力的にもきついかもしれませんが、
やりがいのあることです。
薬剤師になって、どうしたいのか? 夢は? 目標は?
その辺りを明確にして精一杯やれば、雇われ薬剤師よりいい人生が手に入るでしょう。

戦略3のまとめ

戦略3は、起業しよう

先走り注意!資格があればOKな時代はもう終わってます。

最後に、ちょっと厳しいお話をします。
聞きたくないかもしれませんが、現実です。

一昔前、薬剤師は資格があれば食っていける時代でした。
ただ薬を処方箋の通り出せばよかったので。

しかし、薬学部が6年制になり、在宅へ、地域医療へ、と時代が流れていく中で、
薬剤師に求められることが多くなりました。

今は対物業務から対人業務へシフトチェンジの真っ最中です。

また、IT技術の進歩によって、現場ではPCが使えないとお話になりません。
今じゃほとんどの薬局で電子薬歴です。PC操作ができないというのは、本当に仕事になりません。

もしかしたら、昔、いったん企業に入っても、「薬剤師免許があるから大丈夫でしょ」って思っていたかもしれません。
しかし、今、現場で必要な知識は膨大に増え、患者さんの求めるハードルも高くなり、医療者優位の高飛車な経営は終わりました。
その辺りの現実も踏まえて、よく検討してから転職しましょう。
少なくとも「免許があるから大丈夫」と楽観視しないことです。
「薬剤師免許を持ってる」≠ 「現場で働ける」
先走って退職しないようにしましょう。

さて、いかがでしたでしょうか。
本記事では以下の内容をお伝えしました。

本記事の内容

  • 戦略1:【余計なプライド不要】とにかく現場に入る
  • 戦略2:あなたならではの価値提供をする
  • 戦略3:自分で薬局を開設する
  • 先走り注意!資格があればOKな時代はもう終わってます。

厳しめなことを言っていますが、これが現実だと思います。
先走って退職する前によく考えましょう。
転職、退職は計画的に。

最後までお読みいただきありがとうございました。